700年以上に渡り人々の信仰を集める祈りの聖地 身延山久遠寺

日蓮宗の総本山『身延山久遠寺』。鎌倉時代、疫病や不安から人々を救おうとした日蓮聖人が入山し、法華経の読誦と門弟たちの教員に終始されて以来700年余り、その想いを受け継ぐ僧侶や地元住民によって守られてきた霊山は、今なお、神聖な祈りの地として、訪れた人に癒しと活力を与えてくれます。
日本3大門の一つ『三門』から287段続く石段『菩提梯』を上ると広がる山腹の境内を中心に、山頂の『奥之院親思閣』、裏山の『七面山』、宿坊が点在する東谷・西谷・中谷と、美しい自然に囲まれている身延山は、四季折々様々な顔をのぞかせてくれます。春には樹齢400年を超えるしだれ桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の澄み切った空気…。季節ごと何度も訪れたくなる身延山。
また早朝5時半(冬季は6時)から本堂で行われる朝のお勤めには一般の方でも参加することが出来ます。50人以上の僧侶が唱える読経に合わせ瞑想すれば、きっと自分自身を見つめ直す貴重な時間になること間違いなし。そんな歴史あるパワースポットで癒しの時間をお過ごしてみよう。

信玄の隠し湯 下部温泉郷

清流のせせらぎに、山々の緑のきらめき…。山間の自然豊かな静かな湯の町『下部温泉郷』。その歴史は、平安時代にさかのぼると言われ、湯治場として、1200年以上の長きにわたり、多くの人々の傷や疲れを癒してきました。
湯量豊富な源泉は、打撲や外傷性の後療に効果があると言われ、日本名湯百選にも選定されています。戦国時代には武田信玄公が合戦で受けた傷を癒したとされるほか、文豪・井伏鱒二や昭和の名優・石原裕次郎ら多くの著名人に愛されてきました。
温泉街を歩けば、下部川に沿って軒を連ねる老舗旅館の佇まいにどこか懐かしさを感じ、温泉郷の人々の素朴な温かさに触れれば、お湯に浸かる以上のくつろぎの時間を満喫できるはず。また下部温泉郷の奥にある湯町ホタル公園では6月中旬から7月中旬にかけてホタルの乱舞も見られます。歴史残る山間ののどかな湯場で、日ごろの心と身体の疲れを癒そう。

※効能:慢性関節リュウマチ・慢性筋肉リュウマチ・神経痛・神経炎・冷え性・疲労回復・骨及び関節などの運動機能障害・打撲・外傷性の後療法・切り傷・やけど・手術後の療養等

※飲用:胃弱・便秘症・胃酸過多・胃炎等

伝統と情熱が息づく戦国時代から続く特産品 西嶋和紙

発祥は今から450年前の戦国時代までさかのぼり、筆ざわり、にじみ具合と墨の発色の良さで多くの書道家が愛用、一級品と評され、武田信玄公もこの和紙を気に入り重用していた『西嶋和紙』。現在は5軒の手漉き、2軒の機械漉きの工房が残っており、主に書道用の画仙紙を生産しています。全国的に地場産業が衰退する中、西嶋では伝統を引き継いだ独自の地場産品づくりを展開し未来へと繋げています。
そんな伝統の特産品の製法をアレンジした紙漉き体験ができるのが、『なかとみ和紙の里』。うちわやタペストリー、照明など和紙の風合いを活かしたグッズを作ることができます。デートの思い出に、家族旅行の記念に、知人へのプレゼントに、身延の伝統の技に気軽に触れてみよう。

日本のゴールドラッシュを支えた金山 甲斐・湯之奥金山遺跡

今から500年前の戦国時代に最盛期を迎えた『湯之奥金山』。金の採掘は室町時代から江戸時代にかけて行われ、中世・戦国時代の鉱山作業とそこに暮らした人々の生活の様相が色強く残っているため、湯之奥金山の一つ中山金山遺跡が国の史跡に指定されています。
そんな国指定史跡を紹介する『甲斐黄金村・湯之奥金山博物館』では、湯之奥金山の遺跡から出土した鉱山道具や古文書、甲州金などを、映像シアターやジオラマ・資料展示などを通して紹介。ここでは全国でも珍しい『砂金採り体験』もできます。採った金はそのままお小瓶に入れて持ち帰りOK。レジャーとして楽しみながら歴史を学ぼう。

世界文化遺産 富士山本栖湖

世界文化遺産に登録された富士山の構成要素のひとつ『本栖湖』。全国でも屈指の透明度を誇るこの湖は、コバルトブルーに輝く湖水の美しさが神秘的です。なじみの深い「千円札の富士山」は、ここ本栖湖西岸から見たもので、湖畔から30分ほどのトレッキングで同じ景色を拝むことができます。
もちろんレイクアクティビティも忘れられない魅力。話題のSUPをはじめ、カヌーやシュノーケリングなど透明度の高い本栖湖を存分に楽しめるものばかり。富士山の絶景を拝めるアクティビティの宝庫で思いっきり「遊ぶ旅」へ出かけよう。

約750年前から伝わる特産品 みのぶゆば

精進料理に欠かせない食材『ゆば(湯葉)』。身延ゆばの歴史は古く、約750年前、日蓮宗の開祖-日蓮聖人の為に、御弟子さんが大切な師の栄養源として作り、今日に伝えられたとされています。
ゆばはコレステロール0のうえ、抗酸化物質のイソフラボンと豊富なタンパク質(豆腐の3倍強)を含み、素朴な味わいとヘルシーさから、女性を中心に親しまれています。生ゆばはもちろん、ゆばの原料となる豆乳、ゆばを作る過程で出るオカラ、そして生ゆばそのものを使った産地ならではの幅広い加工品も充実。
そしてゆばの製造直売を手掛ける『みのぶゆばの里』では、生ゆばの引き上げ体験ができます。体験で作ったゆばはお持ち帰りOK。身体にうれしい身延の「ゆば」を食べてみよう。

幻の大豆 あけぼの大豆

地域性が強く、生産量が限られていることから「幻の大豆」と言われ珍重されている『あけぼの大豆』。その起源は明治時代頃に関西地方から導入され曙地区で栽培が広がったものとされています。また、豆がとても大きく、豆粒を10粒並べると6寸(約18cm)になることから、別名「十六寸(とうろくすん)」とも呼ばれています。
限られた気象条件で丹精込めて作られる大豆は、甘みが強くその美味しさには誰もがうなずきます。あけぼの大豆の魅力は枝豆だけでは無く、味噌・豆腐・水煮・煎り豆・納豆・きな粉・アイスなど様々な美味しい加工品も評判。
また身延町内では10月上旬から下旬にかけて各地で『あけぼの大豆収穫体験』が開催されます。貴重な大地の恵みを実際に味わってみよう。